所在地:横須賀市浦賀 |
築城年:戦国時代 |
築城者:三浦道寸 |
城主:三浦氏 |
構造:山城 |
遺構:平場、堀切、切岸、土塁、曲輪、竪堀 |
現況:神社 |
歴史: 浦賀湾入り江の叶神社裏の丘陵全体が城山とされる。東叶神社の背後の明神山が本丸で専福寺の裏山まで平場が続いている。東叶神社およびその並びの3つの寺は兵器・兵糧の貯蔵庫の役割をしていたとされる。三浦氏滅亡後、北条氏が対岸の安房里見氏の攻撃を防ぐための拠点として重要な役割を果たした。1590年北条氏滅亡とともに浦賀城は廃城となった。(出典:日本城郭大系) |
訪問ガイド: 明神山頂部に本丸および周辺の堀切・土塁、傾斜部には帯曲輪らしき地形も確認された。専福寺方面へ藪をかき分け進むと小さな平場等も確認できた。 |
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浦賀城遠景
対岸から見た浦賀城
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東叶神社
城下に鎮座する東叶神社
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登城路
東叶神社から主郭へ上る石段
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下段曲輪
主郭に登る途中の曲輪
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社
主郭平場に登ると正面に社
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勝海舟の碑
主郭平場には勝海舟の断食の碑がある。
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主郭平場
自然の海崖を利用した自然の堀切で守られた主郭。奥手に土塁の高まりが確認できる。
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浦賀湾
主郭から望む浦賀湾。対岸の里見氏領からの侵入を監視できる。
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土塁
主郭は2段になっていて周辺は土塁と見られる遺構が確認できる。
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竪堀
竪堀らしき地形も確認
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帯曲輪
主郭下には帯曲輪が確認できる。
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2郭
主郭から断食の碑の裏側へ進むと2郭平場に到達する。
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東林寺方面の切岸
2郭からさらに藪をかき分けて進むと東林寺に至る大きな切岸となっていた。